2022年1月14日から三日間、佐渡裕さん指揮、兵庫芸術文化センター管弦楽団の第129回定期演奏会が行われました。
プログラム第一部は武満徹の”系図“ Family Tree―若い人たちのための音楽詩―、
私はこの中でチェレスタを弾きました。
そして第二部はマーラーの交響曲第4番、とても美しい曲でした。

このFamily Tree,アコーディオンソロは武満さんと親交のあった御喜美江さん、谷川俊太郎さんの詩を朗読したのは白鳥玉季さんでした。
ナレーターは10代半ばの少女によってという作曲者の意図です。
4日間のリハーサルを経て演奏会は3回ありました。
舞台の空間で感じるオーケストラの音色がだんだん柔らかい響きになり、その回数を重ねていく過程での変化が素晴らしいと思いました。
パリでは現代曲のコンサートが盛んに行われていました。
そしてその公演は毎回満席でした。新進気鋭の作曲家の曲を紹介するなど、伝統を重んじつつ新しいものを常に取り入れていくパリの気風でしょうか。

現代曲のコンサートのお仕事は、私がパリ国立高等音楽院の伴奏科で学んでいた頃からたくさん頂き、本当に数々の経験を積ませて頂きました。
チェレスタも今まで随分弾く機会を頂きましたが今回の公演は得るものが多く、
2022年の素敵なスタートとなりました。

