クリスマス シュトーレン 2023 

 もうすぐクリスマス、今年はパンのレッスンで初めてシュトーレンを作りました。
シュトーレンはドイツ発祥のお菓子です。
洋酒に漬け込んだドライフルーツ、ナッツを生地に練り込みバターもたくさん使います。
そして粉糖をまぶし、真っ白な雪のようなお菓子です。

 シュトーレンは一ヶ月常温で保存がきくお菓子だそうです。
食べ方にもコツがあり、作って1週間たったころから食べ始めるのが美味しいそうです。
そして日がたつにつれて洋酒がしみこみ味わいも変わっていくのだそうです。

2023年 12月 シュトーレン

 このシュトーレン、美味しくいただくには切り方にも特徴があります。
端から切っていただくのではなく、真ん中を半分に切りそこからその日食べる分だけスライスします。そして残りは断面を合わせてラップで包み保存します。

2023年 12月 生徒さんから頂いたクリスマスのお菓子

 パンの先生は12月1日からシュトーレンを食べ始めるのだそうです。
それには11月からまずドライフルーツを洋酒に1週間漬け込み、時間をかけて毎年作っていかれるそうです。

Paris Mandarin Oriental

 パリ・コンセルヴァトワールの学生時代、音楽院のアパートに住んでいたことがありました。
お隣のお料理上手なお友達が、そういえばシュトーレンを計画してクリスマスの時期に作っていたことを懐かしく思い出しました。
彼女も自家製ドライフルーツ洋酒漬けから作っていました。

2023年 12月 ショコラオレンジ・シュトーレン

 クリスマスを待ち望みながら手間暇かけて作ったお菓子を少しずつ食べる..
そこにはドイツの伝統を感じます。

フランス アルザス地方コルマールで買ったクリスマスのお人形

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