2024年10月30日(水)、神戸国際会館こくさいホールで粟辻聡さん指揮、兵庫芸術文化センター管弦楽団による“青少年の為のコンサート”が行われました。
私はその中でホルスト作曲「惑星」のチェレスタ、J.ウィリアムズ作曲「FlyingTheme」(映画E.T.より)のピアノ、チェレスタを弾きました。
“惑星”でチェレスタは金星、水星、海王星(女声合唱付き)で登場します。
そのキラキラとした音で宇宙の世界に輝きのアクセントを彩るイメージです。
他の楽器との掛け合いでソロ的なところもあり、繊細な感性が求められると私は思っています。

“水星 Mercury~翼のある使者”、このタイトルからも連想できるように、知性を表すのが水星、スピード感をもってサ~ッと駆け巡っていきます。
その中でグロッケンやチェレスタが効果的にモチーフを弾いています。
“金星 Venus 平和をもたらす者”、ヴィーナスといえば愛と美の女神、あたたかい金色のオーラを発しているまぁるい金星をイメージして弾いてみました。

チェレスタという楽器は鉄筋のような音がします。
鍵盤楽器なのでピアノと同じタッチかというとそれが全く違うのです。音の出るタイミングも違うのです。
曲のどういう場面なのか、またはオーケストラのどの楽器セクションと弾いているのかで弾き方も変わってくると私は思っています。
“惑星”は数年前、大植英次さん指揮、大阪フィルハーモニー交響楽団とフェスティバルホールで弾かせて頂いたことがあります。
指揮者、ホール、また舞台上の楽器の配置によっても色々と変わり、当たり前ではあるのですが求められるものも変わってきます。

オーケストラの中で弾くピアニストというのは自身の技量、音楽性、音色感に加え経験とセンス、そして柔軟性が必要と再認識した公演でした。
【パリでの音楽活動の後、現在は西宮市夙川、苦楽園口でピアノレッスンをしています
(阪急夙川駅より徒歩8分、苦楽園口駅より徒歩5分】

