井上道義さん指揮、兵庫芸術文化センター管弦楽団の特別演奏会が2021年6月19,20日に行われました。第2部はストラヴィンスキー作曲「火の鳥」1910年原典版、私はその中でオーケストラのピアノパートを弾きました。

火の鳥は3つの組曲があり1919年版、1945年版がコンサートではよく演奏されます。
1910年版の演奏機会はそう多くはなく、以前から原典版に興味をもっていた私にとって今回は貴重な公演でした。
大編成のオーケストラは迫力がありスケールが大きい、その中で弾くピアノはソロやデュオとはまた違った醍醐味があります。
世界的に活躍されている偉大な指揮者と時間、空間、そして音楽を共有できることの素晴らしさを感じました。

パリ国立高等音楽院(CNSM de Paris)伴奏科で学んでいた頃、毎週スコアリーディングの課題が出ていつも何かしらシンフォニーを練習していました。ソロ曲との練習のバランスが大変だった時もあります。
指揮を見ながらオーケストラの中で弾くというのは柔軟性も必要で、パリでも数々の経験を積みました。
学生時代からの下積みがあったからこそ今日の舞台に立てた自分があると思うと、その道しるべを作り導いてくださった恩師に感謝しています。


