2021年11月4日(木)神戸国際会館こくさいホールで、
牧村邦彦さん指揮、兵庫芸術文化センター管弦楽団により青少年の為のコンサートが行われました。
私はオーケストラの中でピアノ、チェレスタを弾きました。
プログラムはロシアの作曲家、チャイコフスキー、ストラヴィンスキー、ボロディン、ハチャトゥリアン..
私にとってメインの曲はチャイコフスキー作曲、バレエ組曲「くるみ割り人形」でした。
主人公クララがクリスマス・イヴにおとぎの国、お菓子の世界を旅する物語を描いた音楽、とりわけ”花のワルツ”が有名です。
”金平糖の精の踊り“ではチェレスタの高音でキラキラとした音がファンタジーにあふれています。
このチェレスタという楽器は箱型の小さいアップライトピアノのような形で、1886年にパリで作られました。そしてチャイコフスキーが“金平糖の踊り”で初めてチェレスタを世界に紹介しました。
コンサートではバレリーナさんの美しい踊りも一緒に披露されました。
チェレスタもオーケストラの組曲としてか、またはバレエに合わせて弾くのかでテンポもタッチも変わってきます。
私にとって新たな経験を積めた実り多いコンサートでした。