コンサート 展覧会の絵

 2022年2月11日(金)から三日間、下野竜也さん指揮、兵庫芸術文化センター管弦楽団の第130回定期演奏会が行われました。
第一部はリゲティの“ルーマニア協奏曲”、そしてバルトーク“Viola Concerto”、ソリストは川本嘉子さん、
第二部はムソルグスキー作曲(ラヴェル編)組曲”展覧会の絵”、
私はこの“Pictures at an Exhibition”の中でチェレスタを弾きました。

展覧会の絵 リハーサル前 芸文大ホール

 “展覧会の絵”は、絵の個展を一枚ずつゆっくり歩きながら鑑賞しそれぞれの絵の印象を音楽にしています。
絵画のテーマは国際色豊かでフランス、ロシア、そして最終曲はスケールの大きさに圧倒される“キエフの大門”で締めくくられています。
 また一枚の絵を見終わって次の絵に歩いていく、この“散歩”を描写したプロムナードは、その絵を見た後の感情を表しています。
同じテーマを使いながらも調性や雰囲気を変えて曲をつないでいきます。

パリ チュイルリー公園 ”展覧会の絵”3曲目

 今まで私はこの名曲を壮大で迫力があり聞きごたえのある作品とシンプルに思って聞いていました。でもスコアを見たり注釈を読んだりして曲の背景を知るとまた聞き方が変わりました。
 そしてなによりリハーサル中に指揮者の下野さんがお話して下さったイメージや音色がとても興味深く、想像の幅が広がりました。
 まるで色々な国を旅しながら展覧会の絵を見ている、大きな扉を開けて世界を見てきた、そんな気持になったコンサートでした。

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