兵庫芸術文化センター管弦楽団の夏の風物詩、2022年のオペラは“ラ・ボエーム”でした。
2020年に上演を予定していたこのオペラ、当時は中止を余儀なくされましたが二年後の今年、その時と同じキャストで公演が奇跡的にかなったそうです。
この2022年兵庫オペラの“ラ・ボエーム”、私は3回も通ってしまいました。
まずGP(公開リハーサル)、そしてコンサートは2回、大好きなプッチーニのオペラを堪能し楽しみました。
La Bohèmeの舞台はパリ、貧しくも夢と情熱を持った芸術家たちのお話です。
私は大のオペラ好き、特に“ラ・ボエーム”、”トスカ”、”カルメン“などが好きでパリにいた頃はオペラ座に足しげく通いました。

第一幕はパリのアパートの屋根裏部屋という設定が伝統的かと思いますが、
今回はパリのセーヌ川に浮かぶお舟という素敵な発想でした。
ラ・ボエームのお話はクリスマスイブから始まります。パリの冬はとても寒い..
でもそこに詩人ロドルフォとお針子ミミの心温まる愛情のお話が生まれます。

第二幕の舞台はカフェ・モミュス、クリスマスイブらしい華やかな雰囲気、かわいい子供たちの合唱、そして色とりどりの風船などパリらしいカフェの再現に魅了されました。
まるで私自身パリのカフェにいるような懐かしい錯覚におちいりました。

そして第三幕と第四幕、お話の結末はわかっていますが毎回悲しくなり涙が出てしまいます..
オペラ歌手さん達の迫真の演技、それとオーケストラの悲劇的な音楽に心をつかまれました。

兵庫県立芸術文化センターでは海外の一流音楽家の演奏会も多く開かれています。
2018年10月に私はここ芸文の小ホールでリサイタルを開きました。
そして大ホールでは兵庫芸術文化センター管弦楽団の演奏会に多数出演させていただきました。

2020年6月にはオーケストラ・メンバーさんとの動画収録も小ホールでさせて頂き、今まで私は数々のご縁をこのホールから頂きました。
毎年オペラも聞くことができ恵まれた環境だと地元のホールを誇りに思っています。

