南仏コート・ダジュール地方にSaint-Paul-de-Venceという中世の街並みを残した小さな美しい村があります。エズのように南仏特有の鷲の巣村のひとつです。
ニース空港で降り、カーニュ・シュル・メールというルノワールのアトリエもある海辺の町から山の方に車を進めていったところにあります。
村の高台からは遠くはるか彼方に地中海を望め、また山々に囲まれていて広大な自然を感じます。
シャガールをはじめとする多くの画家に愛された村、どこを切りとっても絵になりうっとりしてしまう美しい村です。
芸術家ゆかりの土地なので多くのギャラリーがあり目を楽しませてくれます。
南仏のラヴェンダー畑、紺碧色の地中海と色鮮やかなお花を描いた小さな絵を、私はついお土産に買ってしまいました。
村は城壁に囲まれている石畳の道です。小さい村なので車は入れません。
石造りのお家、小さな噴水、狭い路地の階段..思わず入りたくなる数々のお洒落なお店、
石の壁と赤いお花のコントラスト、そしてグリーンが素敵なレストラン..
私は写真を撮りながらたくさんの風景を心に焼き付けていました。
〔続く…〕
〔パリでの音楽活動の後、西宮市夙川エリア、苦楽園でピアノレッスンをしています
(阪急夙川駅より徒歩8分、苦楽園口駅より徒歩5分)〕